公開日:2023/07/15
喫煙ブースを設置した企業は、耐用年数を知っておきましょう。通常の大きさであれば100万円程度で購入できますが、そのための費用を先行的に準備しておかなければいけないからです。法律で定められている耐用年数は6年ですが、5~10年が経過すると劣化が目立つようになるので、業者に相談できるように準備を整えておきましょう。
耐用年数は6年と法律で定められていますが、実際は5~10年が経過すると、劣化が目立つようになります。
保証期間中に、不具合や故障が見られたときは、業者が無償で修理します。保証期間が終了すると、有償で修理することになります。法律で定められている耐用年数は6年なので、リニューアルする時期が近づいてきたら、業者に相談しましょう。
パーツにもよりますが、摩耗や排気機能の低下などが見られるようになってきます。そのような状態のまま使用していても状況は改善されないので、劣化が目立ってきたタイミングで業者に相談しましょう。
重要なパーツは月1回を目安に点検します。また、年1回は機械を分解して点検するようにしましょう。きちんと点検を実施して、異常が無い状態で使用することが大切です。
取引先や顧客に、よくない印象を与えてしまわないようにしましょう。部屋の黄ばみや臭いを抑える効果があるので、全員が気持ちよく過ごせるようになります。分煙対策だけにとどまらないので、喫煙ブースを設置する企業が増加しています。よりよい職場環境を構築したいと考えている企業では、喫煙者が衣類に消臭剤をかけるようにしています。
喫煙スペースの大きさは、スペースを利用する人数によって変化します。デザインはビルのデザインと融合させる場合が多いでしょう。ある程度の大きさであれば、100万円程度で購入できるので、規模や仕様について自分でも調べてみましょう。収容人数が多くなると、150万円程度で購入することになります。そのほかにも、メンテナンス費が発生するので、収容人数以上のスペースを確保するのは避けたほうが望ましいでしょう。
喫煙スペースが汚れる、臭いが漏れる、煙が流れないなどの兆候が見えるようになってきます。メンテナンスしても変化しないときは、リニューアルするタイミングなのかもしれません。
喫煙スペースの、黄ばみなどの汚れが目立つようになります。天井などに、ヤニ汚れが目立つときは、喫煙スペースをリニューアルしましょう。自社ビルであればそこまで問題はありませんが、賃貸であればヤニ汚れなどをできる限り取り除いておきたいところです。オフィスを退居するときに、オーナーから高額なメンテナンス費用を請求されないようにしましょう。
喫煙スペースの臭いが漏れないように設置しているにもかかわらず、臭いが漏れてしまいます。喫煙しない人から臭いに関する訴えが届くようになると、喫煙スペースをリニューアルするタイミングなのかもしれません。とくに、妊娠中のスタッフや、オフィスに子どもを連れて出勤しているスタッフがいるときは、早めに対処しましょう。
常に喫煙スペースに、煙が充満している状態に陥ってしまいます。喫煙しない人は、たばこの臭いに敏感なので、毛髪や衣類などに煙の臭いが付着していると、嫌悪感を示す人もいます。取引先や顧客によくない印象を与えてしまうことになりかねないので、煙が流れなくなったときは、喫煙スペースのリニューアルを検討しましょう。
業者に予算と希望を伝えます。さまざまなプランを提案してくれる業者であれば、選択肢が増えるのでよい案に出会えるでしょう。
リースやレンタルで、サービスを利用する方法もあります。たとえば、喫煙スペースを利用する人数が変化したので、まずはリースやレンタルでサービスを利用して、その結果を踏まえて、規模や仕様を考えたいという企業におすすめです。
また、イベントなどの短期間だけ喫煙スペースを設置したいと考えているときにも有効でしょう。そして、近い将来に、ビルの全館禁煙を目標に掲げている企業であれば、リースやレンタルで喫煙スペースを設けるほうが経済的です。
現在の喫煙スペースをリニューアルするときは、現状の問題点や課題を業者に伝えましょう。そして、予算の上限を踏まえた見積もりを依頼してください。とくに現在の喫煙スペースに問題が無ければ、無理に問題点を列挙する必要はありません。
最近では、リースやレンタルでサービスを利用する方法もあります。短期間だけ喫煙スペースを設けたいと考えている企業や、社内スタッフに使用した後の感想を求めている企業は、そちらのサービスも利用してみましょう。喫煙スペースの実際の耐用年数に違いがあるので、リニューアルするタイミングは同じではありませんが、劣化の兆候が確認できたときは早めに対処しましょう。