• 喫煙ブースを設置する際にかかる費用の決まり方とは?

  • 公開日:2022/07/15  

「喫煙ブースを設置する費用って、どんな風に決まるの」と気になったことはありませんか?喫煙ブースには多くの種類があり、サイズや価格が違うさまざまな製品が存在します。しかし、同じような喫煙ブースでも設置費用が異なる場合もあるのです。そこで今回は、喫煙ブースを設置する際にかかる費用の決まり方を解説します。

喫煙ブースを設置する際にかかる費用の決まり方

喫煙ブースの設置にかかる費用は、利用者数や設置場所によっても異なります。ここでは、喫煙ブースを設置する際にかかる費用がどのように決まるのかを解説しましょう。

サイズ

一般的に喫煙ブースのサイズが大きくなればなるほど価格も高くなります。業者にもよりますが、1~2名用の喫煙ブースと比べて5~6名用の喫煙ブースは倍以上の価格になるケースも少なくありません。

素材

喫煙ブースの素材によっても費用が変わります。骨組みはスチールパイプ、壁はビニールシートで作られている簡易的なタイプであれば比較的に安価ですが、骨組みに銅板やスチール、壁にはアルミや強化ガラスが使われているタイプは素材が費用に反映され高くなるのです。

メンテナンスの回数

喫煙ブースを運用するには、清掃やフィルターの交換などメンテナンスが欠かせません。そのためメンテナンスの回数が多ければ、その分費用もかかります。メンテナンスの回数は喫煙ブースの利用状況によって変わるので、導入する際には業者とよく相談しておきましょう。

設置場所

喫煙ブースを設置する場所によっても費用は変わります。エレベーターがない上層階や狭い場所など、運搬が難しい場所への設置は人件費などの費用も必要になります。

付属品

防塵、防臭、有害物質の除去など基本的な機能が備わっている喫煙ブースは、初期の状態でも使用を開始することは可能です。しかし、喫煙ブースを快適に使うためには灰皿なども必要になるでしょう。このような付属品も喫煙ブースの費用に含まれます。

喫煙ブースは購入とレンタルどちらがお得?

喫煙ブースを購入するか、レンタルするかで費用にも大きな差が出るものです。ここでは購入とレンタル、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

購入のメリット

喫煙ブースを購入するメリットは、長い目で見れば購入するほうが、レンタルするよりも費用を抑えられることです。喫煙ブースを長期的に同じ場所で使い続けるのなら、購入したほうがお得といえるでしょう。購入するのであれば、運用する中で傷つくか、壊れても弁償費用は必要ありません。

さらに喫煙ブースを購入した場合、受動喫煙防止対策助成金の対象となります。これは喫煙ブースの設置にかかった経費の2分の1まで、最大100万円を助成する制度です。なお、飲食店は経費の3分の2まで助成金を受けられます。

■購入のデメリット

喫煙ブースを購入するデメリットは、支払い時にまとまった出費が必要になることです。喫煙ブースを設置するためには、製品そのものの費用と、設置工事費用や人件費などを含む初期費用がかかります。そのため支払いも高額になるのです。

会社が成長中であったり、オフィス移転の可能性があったりなど、先行きが見えない状況での喫煙ブースの購入はおすすめできません。変化があっても柔軟に対応できるレンタルのほうがよいでしょう。

また、デメリットとはいえませんが、喫煙ブースを購入してもメンテナンス費用は別途必要になります。

■レンタルのメリット

喫煙ブースをレンタルするメリットは、導入時に出ていく費用が少額ですむことです。基本的には、初期費用と初月のレンタル料を支払えば喫煙ブースを設置できる上に、多くはメンテナンス費用も毎月のレンタル料に含まれています。

加えて、オフィスの移転や利用者の増減など、環境の変化にもレンタルであれば柔軟に対応できるでしょう。

■レンタルのデメリット

喫煙ブースをレンタルするデメリットは、長期的に使用すると購入するよりも費用が高くなることです。運用方法によっては、故障した際などに弁償費用が発生する場合もあります。さらに、喫煙ブースをレンタルする場合は、受動喫煙防止対策助成金の対象外となるため助成金は受けられません。

喫煙ブースの設置費用を安く抑える方法

喫煙ブースを設置する際に、まず気になるのは費用ではないでしょうか。そこで、喫煙ブースの設置費用を安く抑える方法を解説します。

既存の壁を利用する

既存の壁を利用して喫煙ブースをつくれば費用を抑えられます。たとえば、四角形の喫煙ブースをつくる場合、壁際に設置すれば四面すべてにパーティションを置く必要がありません。

既存の天井を利用する

既存の天井を利用して、まわりをパーティションで囲むように喫煙ブースをつくれば費用を抑えられるでしょう。天井までをパーティションでつくると、パネルの枚数が変わらなくても工事の手間が増え費用も高くなります。

■換気扇を利用する

法律で定められた喫煙ブースをつくるためには、たばこの煙が屋外または外部に排気されることなどの技術的基準を満たす必要があるのです。しかし、排気口を増設したり、既存の換気ダクトに煙を合流させたりして排気する工事を行うとそれに伴い費用もかかります。すでにある換気扇を利用すればこの工事費用もカットできるでしょう。

 

喫煙ブースを導入する際の費用は、どこに設置するか、何を重視するかによっても変わります。コストだけでなく、性能やレイアウトも考えてその場にふさわしいものを選ぶことが大切です。うまく運営するためにも喫煙ブースを提供する業者と、メンテナンスも含めてよく相談しましょう。

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スモーククリア/(株)エルゴジャパンの画像 引用元:https://www.ergojapan.co.jp/smokeclear/

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