• 喫煙ブースのお手入れについて

  • 公開日:2022/06/15

近年、さまざまな場所で目にするようになってきた喫煙ブースですが、掃除やメンテナンスはどのように行われているのでしょうか?多くの吸い殻やヤニで汚れてしまう喫煙室は、適切な方法で掃除しないと快適な環境を保つことができません。そこで今回は、喫煙ブースの導入を検討中の方に向けて、喫煙ブースの掃除方法についてご紹介します。

喫煙ブースの掃除方法

喫煙ブースで掃除するべき箇所は、主に3つあります。それぞれの掃除方法について、ひとつずつ、みていきましょう。

吸い殻の処理

喫煙ブースで、もっとも頻繁に掃除しなければいけないのが、吸い殻の溜まった灰皿などです。また、床に灰が散らばっている場合は、床掃除も行います。大型の店舗など、不特定多数の人たちが利用する喫煙ブースでは、吸い殻の処理を1日に複数回行うとよいでしょう。

オフィスなど、利用者が限定されているのであれば、1日に1回程度でよいかもしれませんが、吸い殻の溜まり具合をみて判断し、必要であれば処理回数を増やしましょう。

吸い殻が大量に溜まってしまうと、見た目が悪いのはもちろんのこと、たばこの火をきちんと消しきれず、火災の原因になってしまいます。火災を防ぐ方法として、灰皿に水をはるという手もありますが、吸い殻の処理が大変になってしまうので、注意が必要です。

壁掃除

喫煙ブースの内壁はたばこのヤニが付着するので、それが原因で壁が変色したり、不快な臭いを発したりします。ヤニ汚れが蓄積されてしまうと、市販の洗剤では落ちなくなってしまうため、そうなる前にこまめな掃除を心掛けましょう。

ヤニ汚れに効果的なのは、アルカリ性の洗剤で、消臭効果のある重曹、洗浄効果の高いセスキ炭酸ソーダ、壁紙を白くよみがえらせる塩素系漂白剤などがおすすめです。

掃除の手順としては、まず、壁についた埃などを取り除きます。その後、適量の水で薄めた洗剤を噴射します。スポンジなどで優しく壁をこすり、乾いたタオルなどでふき取っていきましょう。

給排気設備のメンテナンス

喫煙ブースの給排気設備は、ブース内の空気を循環させる役割があり、きちんとメンテナンスを行わなければ正常に機能しなくなってしまいます。ブース内にたばこの煙が溜まってしまったり、煙が漏れてはいけない方向にでてしまったりすると喫煙室を設置した意味がありません。

また、喫煙室を設置する条件として、給排気設備が正常に稼働していることが健康増進法で義務付けられています。違反すると最大50万円の罰金が科せられるので、定期的に掃除・メンテナンスを行い、給排気設備を正常に稼働させるようにしてください。

ただし、給排気設備のメンテナンスは専門知識と専用の道具が必要です。喫煙室清掃のプロに依頼して、正しくメンテナンスを行いましょう。

喫煙ブースを掃除する際に気を付けるべきポイント

ここからは、喫煙ブースを掃除する際に気を付けたいポイントをいくつかご紹介します。ひとつずつ、みていきましょう。

洗剤は少量で試してみる

ヤニ汚れを落とすためには、アルカリ性の洗剤が効果的と前述しましたが、壁の素材によっては、洗剤による変色を起こしてしまう可能性があります。使用する洗剤と壁の素材の相性をみるためにも、まずは少量の洗剤を使い、壁の端の方で試してみましょう。

壁紙が貼っている場合は洗剤をつけたままにしない

頑固な汚れを落とすために、洗剤を吹きかけてしばらく放置したくなる気持ちは分かりますが、壁紙が貼られた喫煙ブースではNGです。

防水の壁紙であっても、洗剤を長時間放置してしまうと、変色したり傷んだりしてしまいます。とくに、壁紙のつなぎ目に洗剤が浸透してしまうと、壁紙がはがれてしまう可能性もあるので、注意が必要です。

強くこすりすぎない

壁の頑固なヤニ汚れをみると、ついつい強くこすりたくなってしまいますが、壁紙が破れたり、パネルに傷が付いたりしてしまいます。洗剤を使って優しく汚れを落としてください。

もし、力を入れなと汚れが落ちないようであれば、使用している洗剤が作用していない可能性があります。ほかの洗剤を試してみましょう。

専門の清掃業者に依頼するのもおすすめ

ここまで、喫煙ブースの掃除方法や気を付けるべきポイントを解説しましたが、自分たちで毎日掃除するのには限界があると感じた方もいるかもしれません。そういった場合は、日々の掃除から給排気設備のメンテナンスまで、専門の清掃業者に依頼してしまうのも、ひとつの方法です。

では、清掃業者に依頼した場合、どの程度費用がかかるのでしょうか?日常清掃の費用と給排気設備のメンテナンスにわけて、相場を確認しましょう。

日常清掃

日常清掃の中には、喫煙ブースの掃除だけでなく、ごみの回収やトイレ掃除、窓拭き、掃き掃除などが含まれています。相場は以下の通りです。

・週1回:1万5,000円~

・週3回:3万5,000円~

・週5回:5万5,000円~

給排気設備のメンテナンス

給換気設備は「空調ダクト」または「排気ダクト」の清掃をします。一般的には、専門業者への依頼が必要です。ダクト面積が100m²以上の場合、1m²あたりの単価目安は3,800円で、100m²未満であれば4,200円になります。

 

いかがだったでしょうか?今回は喫煙ブースの掃除方法や、掃除の際の注意ポイントを解説しました。喫煙ブースは、吸い殻やヤニで汚れやすく、こまめな掃除が必要です。適切な掃除方法で、快適な喫煙スペースを保ちましょう。また、給排気設備のメンテナンスは、健康増進法に違反しないためにも定期的に行う必要があります。専門清掃業者に依頼して、正しいメンテナンスの継続に努めてください。

喫煙ブース!おすすめランキング比較表

イメージ No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6
会社名スモーククリア(㈱エルゴジャパン)スモークポイント(㈱Fujitaka)クリーンエア(クリーンエア・スカンジナビア㈱)トルネックス(㈱トルネックス)ワンパス(JGコーポレーション)プラズマダッシュ(日鉄鉱業㈱)
特徴高性能で快適な空間! リーズナブルに導入できる北欧独特のスタイリッシュさを大切にした筐体デザインタバコの煙と臭いを完全に除去し、快適な空気環境を提供コンパクトで低価格な1人用ブースもあり柔軟なレイアウトが可能プラズマ脱臭技術を搭載
性能境界面風速:0.2~0.3m/s、浮遊粉じん:0~0.006mg/m³、TVOC除去率:99%以上揮発性有機化合物(TVOC)の除去率95%以上、廃棄粉じん量は0.015mg/㎥まで除去捕集が困難とされるタバコ粒子をほぼ100%捕集厚生労働省の分煙効果判定基準や、神奈川県受動喫煙防止条例などの法令基準にも配慮した設計無段階変速ファンを利用し、フィルターやダクトの汚れによる機内外の圧力損失に追従できる性能処理した空気を屋内(喫煙空間外)へ排気可能。本体が空気浄化と排気機構を兼ねている
費用 レンタルプラン初期費用0円/月額3万9,800円(税込4万3,780円)~
販売価格はお問合せ
レンタルプラン 月額7万円~利用人数に応じて提案オープン価格未掲載プラズマダッシュシグマ本体価格(参考):165万円(運搬・設置費別)
メンテナンスフィルター交換、出張修理サービス、一般清掃
※買取プランの場合
フィルターメンテナンスありサービス・スタッフが空気浄化フィルターと、タバコの吸殻を定期的に点検・交換メンテナンス契約によって定期メンテナンスあり衛生管理のプロ『サニクリーン』が、定期的に空気浄化フィルターの交換不明
お問い合わせ電話・メールフォーム電話・メールフォーム電話・メールフォーム電話・メールフォーム電話・メールフォームメールフォーム
詳細リンク公式サイトを見る公式サイトを見る公式サイトを見る公式サイトを見る公式サイトを見る公式サイトを見る

おすすめ関連記事

喫煙ブース関連コラム

投稿記事一覧