• 喫煙ブースを選ぶ際にチェックするべきポイントについて解説!

  • 公開日:2022/04/19

禁煙率も増えて肩身の狭い喫煙者ですが、それでも愛煙家は2018年で1880万人居るといわれています。タバコを吸える場所を探すのも一苦労ですよね。ここではタバコが好きな人も嫌いな人も気持ちよく過ごすことのできる喫煙ブースについてお話します。喫煙ブースについて興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

喫煙ブースの選び方のポイント

喫煙ブースは、ただ喫煙者と禁煙者を区別すればよいというわけではありません。法令で定められた基準があり、各店舗で禁煙、加熱式タバコのみ可能な分煙、すべてのタバコが吸える分煙を選ぶ必要があります。
加熱式タバコ専用室であれば室内での飲食は可能です。ブースの構造は変わりませんが、ブースに書かれるグラフィックや掲示内容が違います。各お店の選択に合った喫煙ブースを選ぶ必要があるでしょう。

改正健康増進法をクリアする喫煙ブース

2019年に始まった受動喫煙防止の動きは当時、喫煙する際の周囲の状況への配慮義務でしたが2019年7月には学校や病院、児童福祉施設等行政機関は原則敷地内禁煙。2020年4月には原則屋内禁煙へと拡大し義務化されました。
これによりバーやスナック、屋内喫煙所など喫煙を目的にした場所であっても標識の掲示が義務付けされ、20歳未満の立ち入りが禁止となるなど愛煙家にとっては厳しい内容となったのです。
しかし、お店の経営なども考えるとすべてのお店を屋内禁煙にすることで経営が悪化し営業を続けられなくなるお店が出てしまう懸念もあったため、経過措置という緩和策が取り入れられることになりました。飲食を目的とした施設では、各種類や場所ごとに喫煙室を設けて分煙にすることで屋内の喫煙が可能になったのです。
そこで注目されているのが喫煙ブースです。喫煙ブースは法令の基準に沿ったもので、技術的基準に適合しているものを選ばなければいけません。ポイントとしては喫煙室の入口から喫煙室内に流入する空気の気流が0.2m毎秒以上、煙が禁煙室に流出するのを防ぐために壁や天井で区画されたもの、煙を屋外に排気するために換気設備を整える。これらの条件を満たした喫煙ブースを選ぶ必要があります。
またお店の規模などによってブースに一度に入ることのできる人数も考える必要がありますね。飲食店に限らずオフィスなどにも設置することが増えているため、お店やオフィスのデザインに馴染むブースも販売されていたり、感染予防の観点から1人用のブースも販売されたりするようになりました。それぞれの目的や規模によって喫煙ブースを選んでみてはいかがでしょうか。

喫煙ブースの設置前にやっておくべきこと

売り上げや社員のために喫煙ブースを取り入れようと考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、喫煙ブースは業者さんに発注すれば設置できるというものでもありません。設置前に必要な手続きを確認して失敗を防ぎましょう。

消防署やオーナー、保健所の許可が必要です

喫煙ブース設置に関しては工事になるので、まずはテナントのオーナーや管理会社に喫煙室を作ってよいか確認しましょう。そのうえで設置可能になったら所轄の消防署へ行きます。
防火対象物使用開始届出書、喫煙ブースのパンフレット、店舗の平面図(喫煙ブース設置予定場所を記載したもの)、空調や照明、消防器具などが書かれた天井設備の位置が書かれた図面を持って消防署へ行きます。
喫煙ブース設置には消防や防火設備士の資格を持った人の確認が必要になるので、消防署へ行き必要書類などの説明やスプリンクラーの増設などのアドバイスを受ける必要があるようです。
飲食店の場合、東京都の例では喫煙可能室の届け出条件として2020年4月時点で営業していること、客席部分の面積が100平方メートル以下、資本金または出資の総額が5千万以下、従業員がいないことのすべての条件を満たしている必要があります。
そのうえで、喫煙可能室設置施設届出書や喫煙可能室設置施設に関するチェックリストなどを提出して許可をもらいます。条件や届出書は市町村ごとに違うため、ご自身の地域の保健所に確認してみるとよいでしょう。喫煙ブースは屋内、屋外と素材や構造が違う場合もあるので、設置場所に適した材質を選ぶことも大切です。

喫煙ブースの設置後にやるべきこと

喫煙ブースは使い続けることで汚れの付着があるので、定期的なメンテナンスが必要になります。最近ではメンテナンス時期が分かるようなタイプやセンサーがついていて使うときだけ作動するタイプのものもありますが、基準を満たし続けるためにはやはり定期的なメンテナンスは欠かせません。

お掃除とメンテナンスは必須です

喫煙ブースは中の煙が禁煙エリアに流出しないような作りになっていて、それをコントロールしている空調設備がついているのですが、空調の空気の流れる向きが正常に作動しているかなどは定期的に確認する必要があります。
また、喫煙室内の臭い防止や屋外に排出されるときの排気管設備には、フィルターが付いていることがあります。フィルターも定期的に掃除を行わなければ、煙が充満して禁煙室に流れ込んでしまう原因になってしまうようです。
その他喫煙室の壁やガラスはニコチンやタールが付着しています。放置すると変色や臭いの原因にもなるうえ、見栄えもよくないので定期的な掃除が必要です。最近では喫煙ブースのメンテナンスが付いたレンタルなどもあり、お店やオフィスのスタッフが掃除に手を取られることが少ない提案もあるので、購入と合わせて検討してはいかがでしょうか。

 

愛煙家も煙を好まない人も安全に、気持ちよく過ごすことのできる空間は喫煙ブースの設置で解決できます。適正な場所に設備基準に合った喫煙ブースを設置することでお互い心地よく過ごせますね。すべての人が気持ちよく過ごせる空間なら、売り上げアップや仕事のモチベーションアップにつながることもあるでしょう。お店やオフィスに合った喫煙ブースの設置を検討してはいかがでしょうか。

喫煙ブース!おすすめランキング比較表

イメージ No.1 No.2 No.3 No.4 No.5 No.6
会社名スモーククリア(㈱エルゴジャパン)スモークポイント(㈱Fujitaka)クリーンエア(クリーンエア・スカンジナビア㈱)トルネックス(㈱トルネックス)ワンパス(JGコーポレーション)プラズマダッシュ(日鉄鉱業㈱)
特徴高性能で快適な空間! リーズナブルに導入できる北欧独特のスタイリッシュさを大切にした筐体デザインタバコの煙と臭いを完全に除去し、快適な空気環境を提供コンパクトで低価格な1人用ブースもあり柔軟なレイアウトが可能プラズマ脱臭技術を搭載
性能境界面風速:0.2~0.3m/s、浮遊粉じん:0~0.006mg/m³、TVOC除去率:99%以上揮発性有機化合物(TVOC)の除去率95%以上、廃棄粉じん量は0.015mg/㎥まで除去捕集が困難とされるタバコ粒子をほぼ100%捕集厚生労働省の分煙効果判定基準や、神奈川県受動喫煙防止条例などの法令基準にも配慮した設計無段階変速ファンを利用し、フィルターやダクトの汚れによる機内外の圧力損失に追従できる性能処理した空気を屋内(喫煙空間外)へ排気可能。本体が空気浄化と排気機構を兼ねている
費用 レンタルプラン初期費用0円/月額3万9,800円(税込4万3,780円)~
販売価格はお問合せ
レンタルプラン 月額7万円~利用人数に応じて提案オープン価格未掲載プラズマダッシュシグマ本体価格(参考):165万円(運搬・設置費別)
メンテナンスフィルター交換、出張修理サービス、一般清掃
※買取プランの場合
フィルターメンテナンスありサービス・スタッフが空気浄化フィルターと、タバコの吸殻を定期的に点検・交換メンテナンス契約によって定期メンテナンスあり衛生管理のプロ『サニクリーン』が、定期的に空気浄化フィルターの交換不明
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