• 喫煙ブースのタイプごとの特徴について詳しく解説!

  • 公開日:2022/11/15  

喫煙ブースのタイプ
禁煙が主流になりつつある現代で、愛煙家にとって、喫煙ブースは重要なものになります。企業にとっても喫煙ブースは必須になりつつあり、取り入れる企業が多くなっています。そんな喫煙ブースですが、タイプがさまざまあり、どのタイプを取り入れようか迷っている企業も多いのが現状です。今回はそんな喫煙ブースのタイプについて見ていきます。

喫煙ブースのタイプごとの特徴

喫煙ブースといわれるとどのようなものを思い浮かべますか?多くの方が屋外に設置された小さな小屋で煙が充満する中、喫煙をするイメージではないでしょうか?実は、喫煙ブースにはさまざまなタイプがあるのです。

また、近年、たばこの多様化もあり、内容や目的、設置場所によりタイプが分かれています。喫煙ブース設置には基準も定められており、喫煙者の健康も配慮された設置が求められています。

喫煙専用室

喫煙専用室はその名のとおり、喫煙者の専用室になります。喫煙するたばこの種類に規定はなく、たばこであればどの種類でも喫煙が可能です。

喫煙専用なので、中で食事や作業などは不可になります。一般的に普及している喫煙ブースになっています。パッと見て喫煙ブースだと分かる表示があると喫煙者もストレスなく、喫煙できます。

加熱式たばこ専用喫煙室

その名のとおり、加熱式たばこ専用のブースになります。加熱式たばこのみなので、紙巻たばこや葉巻などは吸うことができません。

加熱式たばこ専用喫煙室は、飲食が可能のため、飲食しながら喫煙ができるというメリットがあります。

しかし、加熱式たばこを持っていない人は使用できないため、紙巻たばこ・葉巻の愛煙家からは不満が出てしまう場合があります。

また、認知度も高いものではないので、明確な表記が必要になります。しかし、加熱式たばこは需要が増えていることもあり、注目が集まっている専用ブースになります。

喫煙目的室

喫煙目的室は喫煙を目的とする施設の中に設置できるものになります。主食以外であれば飲食できます。

限られた施設にしか設置できないため、シガーバーやたばこ専門店に設置されています。

喫煙可能室

喫煙可能室は、小規模の飲食店を対象に設置が可能になります。飲食店対象なので、飲食はもちろん可能です。施設の一部や全面を喫煙可能にできます。

この喫煙可能室は、条件として、2020年4月1日以前から営業しているという条件があるので、これに当てはまらないと設置できません。

また、資本金が5,000万円以下であることや、客席面積が100平方メートル以下という条件があります。条件を満たしているのであれば、喫煙可能室の設置を検討してみるのもよいでしょう。

喫煙ブースの設置基準

ブースの設置基準には、屋内喫煙ブースの基準と屋外喫煙ブースの基準があります。それぞれ異なるので確認をしておきましょう。

屋内喫煙ブースの基準

出入り口において、外から流れ込む空気が、0.2m/秒以上であるかどうか、喫煙ブースから施設内に煙が流れ込まないかどうか、壁や天井が区画されているかどうかが基準になります。

また、屋外にたばこの煙が排出されているかどうかも基準になっています。受動喫煙をさけるため、たばこを吸っていない人にも配慮された基準になっています。

屋外喫煙ブースの基準

屋外の喫煙ブースは屋内と違い基準が少し違います。たばこが吸える場所が区画されているかどうか、喫煙所の標識があるかどうか、受動喫煙を防止する措置がとられているかどうかなどが基準になってきます。

また、病院や学校、児童福祉施設などたばこによる影響が大きいとされる施設では条件が増えるので注意が必要です。

喫煙ブースを設置する際に注意するべきポイント

喫煙ブースを設置するためには、設置場所や、施設内容によって異なります。また、面積や収容人数は企業や設置場所によって異なるので、事前に調べ、どの程度の広さが必要なのか、条件を満たしているのか確認しましょう。

また、たばこの種類を限定するのかも、企業方針や周囲の環境なども配慮し検討しましょう。

喫煙ブースの設置にはさまざまな条件がありますが、愛煙家にとっては必須な場所になります。多くの人が集まる場所や多くの人が働く場所には設置を考える必要があるので、喫煙ブースの種類とともに考える必要があります。

また、喫煙ブース内の空気の循環や、吸い殻の問題などもあるので、どのようなタイプの製品があるかどうかも検討する必要があります。また、快適に喫煙するために、ブース内の居心地も配慮が必要になります。

まとめ

喫煙ブースは、さまざまな種類があり、使い方や、設置内容によって基準が異なってきます。禁煙が主流になってきているなか、愛煙家の人にとっては重要な問題となっています。

また、企業においても、どのように設置するのか重要視することのひとつではないでしょうか。屋内においては、適切な分煙化が必要になるうえ、屋外では、設置するスペースが必要になります。

また、喫煙ブースのドアの種類を検討することや、たばこの不始末で火災が起きないような配慮が必要になってきます。

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スモーククリア/(株)エルゴジャパンの画像 引用元:https://www.ergojapan.co.jp/smokeclear/

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