• 喫煙ブースはリースがお得?レンタル・購入との違いと職場別の選び方

  • 公開日:2026/05/15   最終更新日:2026/05/25

オフィス

職場に喫煙ブースを導入しようと考えたとき、リース・レンタル・購入のどれを選べばよいか迷う方は多いでしょう。それぞれ費用の仕組みや契約の条件が異なるため、自社の状況に合わない方法を選ぶと後から後悔することもあります。本記事では3つの方法の違いと職場の状況による選び方を整理します。

リース・レンタル・購入の3つの違い

喫煙ブースの導入方法は大きく3つあります。それぞれ費用の仕組みや契約の内容が異なるため、まずは基本的な違いを整理しておきましょう。

リースとは何か

リースとは、企業が希望する新品の喫煙ブースをリース会社が購入し、それを長期間にわたって貸し出す契約のことです。契約期間は一般的に3年から7年程度で、原則として途中での解約はできません。

所有権はリース会社にあり、保守・修繕の費用は借りる側が負担するケースが多くなっています。月額費用はレンタルと比べて安価なことが特徴で、自社が選んだ新品の機種を使える点も魅力の一つです。

レンタルとは何か

レンタルは、レンタル会社がすでに持っている在庫から喫煙ブースを借りる契約です。中古品が中心になることが多く、短期間での利用を前提としています。

中途解約が可能なケースもありますが、その場合は中途解約金が発生することがあります。保守や点検はレンタル会社側が行うことが多いため、管理の手間を減らしたい職場に向いているでしょう。

購入とは何か

購入は、喫煙ブースを自社で買い取る方法です。初期費用として本体代金と設置費用がまとめてかかるため、導入時の負担は大きくなります。

ただし、長期間同じ場所で使い続ける場合はトータルのコストが最も低くなりやすい方法です。

また、労災保険の適用事業主である中小企業が、健康増進法に定める既存特定飲食提供施設(飲食店)で喫煙ブースを設置する場合、受動喫煙防止対策助成金の対象となることがあります。助成額は最大100万円で、設置費用の3分の2が支給される場合があります。

職場の状況で選ぶ方法が変わる

どの方法が合っているかは、職場の規模や移転の予定、使用期間によって大きく変わります。自社の状況に照らし合わせて選ぶことが大切です。

リースが向いている職場

オフィスや工場など、同じ場所で長期的に喫煙ブースを使い続ける予定がある職場にはリースが向いています。初期費用を抑えながら新品の機種を使えるため、まとまった資金が確保しにくい場合でも導入しやすい方法です。

また、リース料は税務上「経費」として処理できるケースが一般的なため、会計処理がシンプルになるメリットもあります。とくに3年以上継続して使う見通しがある場合は、レンタルよりもトータルのコストを抑えられることが多いです。

レンタルが向いている職場

工事現場やイベント会場など、利用期間があらかじめ決まっている場合や、短期間だけ喫煙ブースが必要な職場にはレンタルが合理的な選択肢です。

また、近い将来に移転や人員の大幅な変動が見込まれる職場にとっても、解約のしやすさという点でレンタルは使いやすい方法といえます。初期費用が少なく済む点も、導入のハードルを下げる要因になります。

購入が向いている職場

5年以上、同じ場所で使い続けることが明らかな職場には、購入が最も経済的な選択肢になることが多いでしょう。所有権が自社にあるため、万が一傷ついたり壊れたりしても弁償費用が発生しません。

先述の助成金の対象になる場合もあるため、飲食店や一定規模の事業者は購入を前向きに検討する価値があります。

リース契約で押さえる3つのポイント

リースを選ぶ場合、契約前に確認しておくべき点があります。経費処理の方法や中途解約のリスクも含めて、あらかじめ把握しておきましょう。

月額費用と経費処理の仕方

リースで喫煙ブースを導入した場合、毎月支払うリース料は「支払リース料」または「賃借料」として経費に計上できるケースが一般的です。購入した場合は固定資産として計上した上で毎年減価償却の処理が必要になりますが、リースであれば毎月の支払いをランニングコストとして処理できるためシンプルです。

コストの見通しも立てやすく、予算管理がしやすいという点でも利便性が高い方法といえます。なお、契約内容や企業の規模によって処理方法が変わる場合があるため、不明な点は税理士に確認しておくと安心です。

中途解約ができない点に注意

リースは契約期間満了まで利用することを前提にした契約のため、原則として途中での解約はできません。どうしても中途解約が必要になった場合は、残りの契約期間分に相当する解約金が発生することが多くなっています。

また、契約期間が長く残っているほど解約金は高くなる傾向があります。移転や組織の大幅な変更が見込まれる場合は、契約期間の長さに注意した上で慎重に検討することが大切です。

メンテナンスの負担は借主側

リース契約では所有権はリース会社にあるものの、保守・点検などのメンテナンス費用は原則として借りる側が負担します。喫煙ブースは定期的なフィルター交換や清掃が必要なため、メンテナンス費用も含めたトータルコストで比較することが重要です。

メンテナンスが契約に含まれる「メンテナンス付きリース」を選ぶことで、この負担を軽減できる場合もあります。契約前に保守・修繕の条件をしっかり確認しておきましょう。

まとめ

喫煙ブースの導入方法はリース・レンタル・購入の3つがあります。リースは新品の機種を月額費用で利用でき、3年以上の長期利用であればレンタルよりコストを抑えやすい方法です。レンタルは短期利用や将来の変化に備えたい職場に向いており、購入は5年以上同じ場所で使い続ける見通しがある職場でトータルコストが低くなりやすくなっています。リースを選ぶ場合は、中途解約ができないこと、メンテナンス費用は原則として借主負担であることの2点をとくに念頭に置いた上で検討しましょう。職場の状況と将来の見通しを整理し、自社に合った方法を選ぶことが大切です。

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スモーククリア/(株)エルゴジャパンの画像 引用元:https://www.ergojapan.co.jp/smokeclear/

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